今日は嫌味な人からの腹が立つ電話を受けてしまった。
こちらが何か言う度に揚げ足をとるような事を言ってくる。
こちらが先方にとっての都合が良い返事をするまで、電話を切りそうにない。
「分かりかねます」→「分かりかねるってどういう事?じゃあ僕はどうしたら良いんですか?」
「現状、お答えする事ができません。」→「じゃあ明日は答えて貰えるっていう理解で良いですか?」
「急いで確認しますが、申し訳ございませんが、いつまでという事もお約束できません」→「そっちが勝手な事言うなら、こっちも勝手を言わせて貰うけど、明日までに回答を下さい。」
「お約束できかねます」→「約束できかねるんならいつまでとかは分からないんですか?」
「申し訳ございませんが、分かりかねます」→endless
おそらくそんなにお待たせはしないだろうと思うが、出来ないかもしれない事に出来る、答えるとは伝えられず、最後の方には、機械のようなお詫びをしていた。
私の対応は社会人としては失格であろう。
通常はお詫び→傾聴→解決策の提案→解決 となるのかもしれない。
しかし、ころころと変わる主張に振り回されるのはゴメンだ。
完全に感情論だが、付き合っていられないと思ってしまう。
ひとしきりイライラした後は結局、自己嫌悪。
人が嫌いで自分も嫌い。
10代の頃の自分の方が、この辺りは大人だったと思う。
年々昔思っていた良い大人のイメージと、かけ離れていっている。
本当に嫌だ。人と関わりたくない。引きこもりたい。
そう思っている自分をまた責める。
一つ腹立たしい事が起きると、何故、過去の事まで記憶を引っ張り出してしまうのか。
今ある怒りは、過去溜めていた怒りが溜まっている証拠だ。
人が嫌いで自分が嫌い。
やはり、こう思うのは、自分の中に原因があるんだ。
クレーマーの電話がきっかけで、自分の過去からの感情に気づけた。
「認めてもらえなかった。主張しても聞き入れてもらえない」
まるで今回のクレーマーのようじゃないか。
人は自分を映し出す鏡。
人が嫌いなのではなくて、そこから見える自分が嫌いなのだ。
今すぐは好きになれないかもしれないが、それでも良い。今気づいただけでも
一歩前進である。。
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